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パブロ・ロサレス氏はエネルギッシュで情熱的、そして何よりカリス マ的な男性です。サン・イグナシオ市のサン・アントニオ・デ・ラ・ バルサ村に住む56歳の彼は、おいしいコーヒーチェリーの生産に 新しい技術を導入しているコーヒーのスペシャリストです。 「私は知識 欲が旺盛で、学ぶことが好きですし、何よりも自分の コーヒーをよ り良くするために新しい技術を応用することが好き です。子供たち にも、コーヒーについてもっと学ぼうという気にさせています」。そう 笑顔で語るパブロは、周辺地域では「ドン・パブロ」と呼ばれ、家 族にとても愛情深く、献身的な父親である。「子供の頃から辛いこと もありましたが、持ち前の明るさで何とかやってきました。 ことわざ にもあるように、勇気を出してやってみることだ"。とロ サレスは言 う。コーヒーに捧げる仕事は、ドン・パブロにとって 仕事ではなく、 自分がやっていることを楽しむ満足感なのだ。パ ブロのエネルギー とユーモアは、この30年間、故郷のサン・イグ ナシオでコーヒー づくりに捧げ続けてきた結果なのである。 「良いコーヒー生産者になるためには、自分の仕事を愛し、何よりも 良い製品を開発できるよう、日々多くのことを学ばなければ ならない」。