リキッドアイスコーヒーができるまで
夏の定番アイテム「リキッドアイスコーヒー」ご自宅用の自家消費用途はもちろん、夏の贈り物としても選ばれています。今回はこのリキッドアイスコーヒーが製品になるまでをご紹介いたします。
1,コーヒー豆の焙煎
リキッドコーヒー用の焙煎豆は自社焙煎工場で行われています。1粒の不良豆がカップの風味を台無しにすることも珍しくはないため品質管理のもと、原料段階での鮮度管理と不良豆の除去を行います。焙煎士により適切にコントロールされたコーヒー豆は、カップ評価後提携の製造工場へと運ばれます。
2,コーヒーの抽出
製造工場へ運ばれたコーヒー豆はこだわりのネルドリップで丁寧に抽出されています。まったりとした口当たりと飲み応えが人気のネルドリップをリキッドアイスコーヒーにも採用しており、抽出布の繊維がペーパーよりも粗いためコーヒーのオイルがそがれることなく抽出されています。大型のネル布を使用しじっくりとむらしを行います。
ドリップの基本である「むらし」をじっくり丁寧に行いその後に抽出を行います。抽出においては皆様がご自宅でドリップされる工程と大きく変わりません。コーヒーのコンディションや製品銘柄に合わせて調整を行い、このネル布抽出一回分でおおよそ製品70個のリキッドアイスコーヒーを抽出します。ネルドリップ方式を採用することで口当たりの質感とまろやかな甘みを感じ取るアイスコーヒーに仕上がります。
3、製品組み立て
抽出の後、製品のパーッケージ組み立てが行われます。組み立てラインにひとつずつパッケージが流れていき製品の組み立てが行われます。
4、抽入とパッキング
抽出されてすぐの熱いコーヒーは120度の殺菌処理ののち、90度前後の高温状態でパック封入されます。抽出したてのコーヒーを適切な殺菌処理を行いパッキングすることで滅菌が行われており、無添加でも長くおいしくお楽しみいただけるアイスコーヒーとなります。
5、熱々のまま冷却
この工程はリキッドコーヒーの粗熱をとる工程であり、急冷させることでコーヒーのきりっと締まった味わいが表現されます。1つ1つのリキッドコーヒーが熱々のままプールへダイブしていきます。
このように製造されたリキッドアイスコーヒーがキャラバンサライの店頭やインターネット通販で販売され皆様のお手元に届いております。