コロンビア/CONラボ&セレーサ農園

2019年2月

Narino→bogota→pitalito

途中道路封鎖のため空路ボゴタ経由

サンアグスティン(ウイラ)到着後、カラーズ・オブ・ネイチャーラボ&ウエアーハウス訪問ののち、ホテルにチェックイン。翌日早朝からCONラボ・ウエットミルでカッピングです。
サンアグスティンでは2泊の予定、準備していただいたのはリゾートコテージでした。周りは山間の静かな環境の良いところで、ラボや農園にも近く、まわりは遺跡が多く点在しており世界遺産のサンアグスティン遺跡公園も程近い環境でCONのラボと実験農園があります。

ラボでは今回視察エリアのコーヒーのカップを繰り返し、買い付けるコーヒー豆の味の目処をつけることができました。

CONセレーサ&ラ・ミエル農園(ラボ・ウエットミル)
ここは研究施設の役割を担っており、From seed to cupの詳細な研究を実施するための設備が揃っています。
同農園のお陰で、CONが様々なコミュニティと長年かけてようやくたどり着いた多くの結果について検証することが出来ました。例えば、Washed、Honey、Naturalなどのカップに、乾燥工程や発酵工程がどのような違いを生むか。また温度やPH、糖分、湿度などが、渋みやボディ、甘み、そして生豆の経年劣化に関係していることなど、ここまで詳細に記録し検証しているところは見たことがなく、研究所でもできないことを現場の実務と直結していることによって結果をすぐに生かすことが可能なようです。
すべての検証は最後のカッピングて確かめる”本当に美味しいコーヒーのために”とフェリペ氏は言っています。今回私たちが訪問しカッパーやスタッフと味のすり合わせができたことが、生産者と消費者との接点になると大変喜んでいただけました。

原料の受け入れ時に熟度と破壊豆のチェックをするために専用のスケールも作ってありました。100粒入るスケールに原料を入れ、それを良いものから並べ替えることで5%以下になるように選別して精選工程へと移します。

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