おいしいコーヒーをおうちで楽しむために
当社ではコーヒーをより楽しんでいただくための情報も発信しています。
おうちでのコーヒータイムにぜひご活用ください。
おいしい淹れ方
コーヒーを知る
ドリップの淹れ方
粉量の目安
・粉は中挽き
・コーヒー3杯分
計量スプーンに粉2~2杯半(20~25g)
・コーヒー1杯分 計量スプーンに1杯半 (15g)
※お好みで粉量を増減して下さい
- 使用前に器具を温めましょう。
- ペーパーをセットし粉をのせます。
- 粉全体を湿らせるよう、湯を注ぐ (むらし)
※ポコポコとガスが落ち着くのを待つ約30秒 - 中心から500円玉の大きさを意識し「の」の字を書くように注ぎ続けましょう
※目標の目盛り半分ほどで一度止める。4杯なら2杯目の目盛りを目安 - 湯が落ちきる前に注湯を再開し、目標目盛りまで注ぎ続けます。
- 目標目盛りまで到達した後、ドリッパーを外してできあがり。
※ドリッパー内の湯を落としきらない事が美味しく淹れるコツです
サイフォンの淹れ方
粉量の目安
・粉は中細挽き
・コーヒー3杯分
計量スプーンに粉2杯半(16g)
・コーヒー5杯分 計量スプーンに4杯
※お好みで粉量を増減しましょう。
- 使用前にフィルターをセット、フックをしっかり掛けます(大切!)。
- 沸かした湯を下フラスコへ注ぎランプに火をつけ、フラスコを温めます。
- 粉をロートにセットし、蓋をしないように下フラスコへセットしましょう。
- ポコポコと気泡が出てきたら、ねじ込むようにロートセットします。
- お湯が3分の1ほど上る際にへらで粉をほぐしたのち、湯が上りきるまで待ちます。
- 上り切った後、2~30秒ほど待ちランプを外し、もう一度へらで混ぜます。
- コーヒーが落ちきるのを待った後、ロートの上部を揺らすように外してできあがり。
やけどに注意!
プレス
粉量の目安
・粉は粗挽き
・コーヒー2杯分
計量スプーンに粉2杯(15g)
※お好みで粉量を増減して下さい
- コーヒーの粉を杯数分ポットに入れます。
- 沸かしたての湯(95℃ほど)をポットに注ぎます。
- 軽くかき混ぜ、蓋をして3~4分待ましょう。
- 時間経過後ゆっくりとプレスをし、できあがり。
エスプレッソ
エスプレッソの特徴
・粉は極細挽き 細かすぎはダメ
・大きく分けて、直火式と機械式の2種類
・深煎り豆がオススメ。
・グラインダーの負担も大きいため、専門店で粉に挽くことをオススメ
3Dラテアートもオススメ
・濃いめのコーヒーやエスプレッソを抽出します。
・牛乳をレンジで温め(目安60℃程)フローサーでふわふわにかくはん。
・スプーンを使用してふわふわの泡をのせる。最後にチョコレートでデザイン。
コーヒーマイスターがカフェラテとカフェオレの違いを解説!
コーヒー豆の挽き方
粉の粗さの目安
粉の粗さ | 抽出器具 |
---|---|
極細挽き | エスプレッソ |
細挽き | アイスコーヒー ダッチコーヒー |
中細挽き | サイフォン |
中挽き | ぺーバードリップ式 コーヒーメーカー |
荒挽き | パーコレーター コーヒープレス |
どの器具の場合も粉の量と粗さを変えることで、出来上がりの味の大きく影響します。
ポイント
荒め=すっきり 細かめ=濃いめ
すっきりしすぎかな?と思ったら、粉の量を少し多めにするか、挽き具合を少し細かめにして調整してみてください。
コーヒーミルのすすめ
コーヒーの最も香りが出る瞬間は豆から粉へ挽いている時間と私どもは考えています。しかしながら、店頭で挽いた香りをご自宅まで持ち帰ることができません。ご自宅で挽く楽しさ。淹れる楽しみ。コーヒーをより楽しんでいただけるように、コーヒーミルをお手元にお持ちいただく事をオススメしております。
コーヒーマイスターがコーヒーミルを解説しています
煎り度合い
コーヒーは焙煎(ロースト)してはじめて味と香りを有する飲み物になります。
大きく分けると、「浅煎り・中煎り・深煎り」の3種類に分けられますが、焙煎士がどの焙煎度合いが適当かを判断し、原料である生豆の(その年の)個性や状態を見極め、最適なバランスへ焙煎調整しています。
同じ生豆を焙煎していくと、「浅煎りの味・中煎りの味・深煎りの味」それぞれ異なる美味しさに出会えるのです
●浅煎り
酸味と香ばしい香りが楽しめます。
●中煎り
まろやかな酸味に程よく調和した苦味のバランスの取れた味わいです。
●深煎り
酸味よりも苦みがやや強く感じられ、濃い茶褐色の色味にローストがすすむとコーヒーの油脂成分が浮いてきます。
「フレンチロースト」や「イタリアン」ほどの深煎り豆は、エスプレッソやアイスコーヒー、カフェオレにピッタリです!
コーヒー豆の保存方法
・保存する場合は、粉の状態より豆の方がおすすめです。粉の方が表面積が多い分、より劣化がすすみます。なるべく抽出前に挽きましょう
・長期の保存は密封した状態で、冷暗所または冷蔵庫での保管をおすすめします。短期に飲み切る場合は常温の保管で構いません
・コーヒーは酸素や湿気に弱い食品であり、なるべく空気にふれさせないことがコツ。直射日光も避けるようにしましょう。
キャラバンサライが真空包装にする理由
コーヒーの木について
コーヒーの木ってご存知ですか?
光沢を帯びた艶やかな緑の葉をもち、白い花はやがて鮮やかな赤から紫または黄色の実となります。 種子からはコーヒーの原料となるコーヒー豆が採れ、また外観の美しさから、商用だけでなく観葉植物としても人気があります。とても艶やかな緑の葉を持ち、うまく育てるとグングンと成長をする生命力あふれる木です。
鮮やかなグリーンで、葉も見事に茂るので鑑賞用としてもオススメ。
なかなか見る事のできない花(花の命が2~3日のため)は白く可憐です。
キャラバンサライのお店にはコーヒーの木が結構元気に育っているんですよ。 お店の木の紹介も含めて、少しコーヒーの木の説明をいたしましょう・・・
コーヒーの木の成長記録
濃い緑色の実がひとかたまりになっています。
少し色付いてきました。
緑がだんだんと黄色味を増し、ほんのりと赤くなってきています。
全体がきれいに赤く色付きました。
艶やかなとってもキレイな赤です。
ヤッタ~!!
いくつか真っ赤に熟れた実を収穫しました。
芽がうまく出ることを祈って種植えを・・・。
乾燥させても良いのですが。果肉を割ると白く見えるのがパーチメント部分です。。
実を割ったその状態で土に入れました。
可愛い芽がいくつも出てきました。
柔らかな双葉が開いています。
この時期なら外に出しておいてちょうど良いですが、暑くなって日光が当たり過ぎるようなら少し日陰に移してあげましょう。
発芽したてのアップ。
背丈は2~3cm程度で、頭にはまだ豆をかぶっているのがなんとも可愛いですよね。
双葉のアップ。葉はこのあとも対になって出てきます。
まだ柔らかな葉はみずみずしい黄緑色をしています。
大人になるにつれて葉の色は濃く艶やかになってゆきます。
店内に置いてある木ですが、よくみると一番てっぺんから新しい葉が出てきています。
冠を付けているようでおもしろいですね。
(木の背丈は50cm~60cm程)
幹も枝も茶色というより白く乾燥し葉も全部なくなっていて枯れたようになっていたのですが、6月に入ってから次々と新葉が出てきました。
コーヒーの木の生命力の強さにビックリしてしまいます。
種植えの行程とポイント
- 実は真っ赤に完熟した状態になっていれば良いです。
- 実は外皮→果肉→パーチメント(内果皮)という順になっていて、そのパーチメントの状態で種植えをします。
- 種植えは摘み取ってすぐでも良いですが、乾燥させて植えても良いです。その際も実をそのまま乾燥させたものを外皮と果肉部分を指で取り除き、パーチメントの状態で植えてください。
- ポイントとして覚えておくと良いのは・・・パーチメントは堅いので、少し傷をつけると早く芽を出しやすくなります。
そのままでも構いませんが、発芽まで少しの日数を要することになります。 - 種は1粒づつでも2粒づつでも構いません。(1つの実の中には、対になって2粒の種があります)
- コーヒー豆の産地では、通常種は蒔いてから40~60日ぐらいで芽が出るといわれますが、なにせ気候状態が違うので芽が出るまでの日数は確実には言えません。
ちなみに当店の過去の例からいって、もうダメになったかな?と思った頃にようやく芽を出してくれました。少し気長に待ったほうがよさそうです。 - 芽が出ると、20~30日ほどで(気候風土により差はあります)双葉になり、その後約30日ごとぐらいに、双葉が対葉して出てきます。
- 土ですが、通常よく使うプランター用(観葉植物用)の土で良いです。水やり等育て方としては、下記を参考にご覧下さい。
育てる際に気をつけること
水やり
夏場はたっぷりと水をあげます。 葉にはキリ吹きで水分を与えましょう。
5月から9月の中旬のあいだは、1日に1回の水やりで良いです。
9月下旬から11月頃は5日に1回、12月から2月頃は1週間に1回程度でOKです。 (寒くなったら水のやりすぎに注意します)
肥料について
5月から8月にかけて施肥します。 この時期がコーヒーの木のよく育つ時期です。
緩効性の化学肥料を2~3粒ほど、または液肥を薄めたものを週に1回ほど与えます。
冬期の栽培について
寒い時期は根腐れがおこりやすいので注意が必要です。
防ぐためには冬期の水やりは控えめにするのが良く、日中は窓辺などに置き、よく日光に当ててあげましょう。
夜間の冷え込みも要注意。
室温が10℃以下に下がらないように注意して下さい。
コーヒーの木教えてQ&A
実際に育てていらっしゃる方からご質問をいただきました。
ぜひ参考にしてみてください。