ニューギニア/生豆の輸出港視察

2011年7月

今日はマウントハーゲンやゴロカで精製処理されたコーヒーを輸出する、ラエ港までの幹線道路を通り港町ラエまで移動します。
港までの道はこれ1本です。約4時間程の道のり・・・・
コーヒーの輸出は90%以上がラエ港より輸出されるようです。通常、精製処理されたコーヒー生豆は産地の倉庫で保管されます。出荷の方法は注文を受けてから、コンテナの手配をし船積みにあわせて、コンテナで港まで運びます。
港は湿度もありコーヒーを長期保管するには環境が良くないからなのです。

早朝の出発なので朝霧に包まれ視界が悪かったのですが、徐々に晴れてきました。
途中高度2000mを超える山を2つほど越えていきます。

ラエの港では色々な物が輸出のために集まっていますが、中でもコーヒーの輸出を専門に扱っているMr.Graeme king社を訪問し、コンテナの手配から輸出に関する書類や積み込みのこと等、詳しくお話しいただきました。

港の保管倉庫や積み込みの様子等も見学して、今回の視察のスケジュールは終了し明日帰国します。

コーヒーの産地としては、日本(成田より6時間)から一番近いかもしれない。近くて遠い国・ニューギニアの可能性を感じた視察となりました。

今回の視察ではこの国の主要産地であるマウントハーゲンとゴロカの違いや、近隣農家と大規模農園また外資の集荷精製工場など見学し、すべての箇所でのカッピングをする中で、コーヒーを作る側と我々消費者との隙間を少しでも近づけることが出来たように思います。

今回の視察で特別に限定品も買い付けることが出来ました。
この秋にはお客様へも入手のご案内ができて数量限定ですが販売することが出来ると思います。

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