2019年2月
振り返るとコロンビア視察は、前回から10年ほど経っていました。
あまり変わらないのは移動手段と時間。今回もヒューストン経由でボゴタまで、小松を出てから20時間トランジットの時間を入れると移動に24時間費やしてボゴタに一泊し、翌日、移動最初の訪問場所は南部のナリーニョ県です。
Bogota→Pasuto空路
最初に訪れたのはヴィラロジョラ農園。綺麗なオーガニック農場で、近隣集積ミルとして機能しながら環境に配慮した美しく理想的な環境を作り上げていました。
また、2008年のCOEでも優勝実績もあり、かなりレベルも高く、このプロジェクトの代表は神父でもあり研究者でもありました。
コーヒーの精製ステーションは最新式の設備を備えており、工夫された乾燥システムや重労働を緩和しながら乾燥のムラが起こらないよう工夫された建屋と乾燥棚、収穫日時やエリア管理を容易にすることのできる素晴らしいシステムを構築されていました。この方法は山岳地であるコロンビアで今後普及するかもしれません。
施設の見学後は、カッピングルームで今回視察予定エリアの特性を確認するためのカッピングを行い、1日目の日程が終了。
今日はこの施設に特別に泊めていただきました。そのゲストハウスは100年以上も経つ建物で、以前は修道施設だったという由緒あるものでした。
スペシャルなコロンビアの1日目が終了。