2006年1月
集荷場を後にして早速、畑に直行。
コーヒーの畑といってもブラジル等のように整備されたものではなく、農家の庭先で自然の木の下に植えられています。最近よく耳にすることですが、「昔のコロンビアは美味しかった」。。。ここの農園では20年以上新品種に植え変える事なく、昔のままのコーヒーの原木が存在していました。スペシャルティコーヒーを求めている者は誰もが捜している今や幻の原種ティピカ種がここにあったのです。くまなく山の中を見て歩きましたが、化学肥料や農薬を使用している気配はまったく見られません、これでは収穫も他の農場の半分しか収穫出来ないでしょう。
しかし「安全・安心」をキーワードとして原料を確保し、製品作りをしている私達としては、これ以上自然で安心出来るものはないと確信しました。
後は毎年安定的に収穫するにはどのような方法が・・・?それが課題です。
【自然乾燥】
収穫されたコーヒーの実は、各農家で丁寧に脱肉機(パルパー)にて果肉を除去し、平均20時間程度かけて処理され2~3回水を入れ替えながら水洗し、果肉をきれいに除去後、数日天日により乾燥し、水分が12%位のパーチメントで集荷場に持ち込まれます。
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